あいたたたたた、

SFSS さんに痛いことを書かれてしまいました。え、誰が痛いのか?さあ。


クライメイトゲートともマイナスイオンとも関係ない次の記事の中で、です。


クライメイトゲート事件の最新事情(176) -- マイナスイオン監視室
http://messages.yahoo.co.jp/bbs?.mm=GN&action=m&board=1835549&tid=a1va5dea5a4a5ja59a5a4a5aaa5sa1w4fbbkbcbc&sid=1835549&mid=4368

★とにかく冴えないブログ


http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20110808/1312792028


過去をさかのぼれば、スベンスマルク説を詳しく読み解いたり、中国の対応を考察したり、ホッケースティック問題を小説化したり、世界的な動きをいろいろと工夫を凝らして書いていたのに、いまさら日本に限っての状況に矮小化して言い訳しても無駄です。さらにいえば、温暖化懐疑論以前に、温暖化脅威論がまったく影を潜めている現状に気がついていないとしたら、ブログ主はよほど鈍感なんでしょう。


SSFS さん、私のおばかブログ、良く読んでいるなぁ。感心します。そんな人、ほとんどいないよ?*1


それにしても、話題を日本に限ることが矮小ならば、最近の温暖化論といえば SSFS さんの記事しか扱っていない onkimo は、それ以下ですね。ちっちゃい、ちっちゃい。とほほ。


まあ、それはそれとして、何度か書きましたが、あらためて以下の感想。


確かに日本では温暖化の議論は影を潜めているんです。原発問題一色になっているのでね。


だから、温暖化懐疑論も盛り上がっていない。自ら進んでいく推進力を持っていないので仕方ないです。新たな科学を切り開く能力がないので、温暖化が話題になっていないと活躍できない。


議論が盛り上がっていないのは寂しくはあるのですが、温暖化が社会に当たり前のように受け入れられたのも原因の一つみたいで、まあ仕方ないのかも。


たとえば、原発をやめて火力発電所ですべて代替しよう、という単純な議論は意外に多くない。再生可能エネルギーを絡めている。火力発電に関する議論の中では、石炭の方が安いにもかかわらず、LNG 火力を増強しようという声が多く、その理由の中には、 CO2 排出量の少なさへの言及が頻繁に見られる。


原発の人たちから、温暖化がニセ科学だと言われることも、驚くほど少ない。もちろん、広瀬隆さんや槌田敦さん、小出裕章さん *2 などが原発推進側の陰謀だと叫んでいるのだけど、その陰謀論はなぜか世間に広がっていかない。


CO2 による温暖化は世間では当たり前のことみたいです。そんなに簡単でもない科学に基づいた温暖化論が、自分たちの生活に良い影響を及ぼさない、100 年後の脅威への備えである温暖化対策が、なんでこんなに受け入れられているのか。今回の騒ぎ、というか、騒がれなかったことで、あらためて不思議に思いました。

*1:まあ、私も SSFS さんの記事の愛読者なので、お互い様ですね〜

*2:小出さんの陰謀論はこちら
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/kouen/JCC100119.pdf