このブログでもよく取り上げる武田邦彦さん、

実は原子力安全委員会の委員なのです。このたびの原発事故で積極的に発言されているのも、専門家だからなのです。


武田さんのブログを読むと、委員会でも非常に活発に発言されているみたいですよ。


これについてわたくしは原子力安全委員会でたびたび発言をし、原子力発電所地震で壊れるという基準を作るなら、


1) まず地震で壊れるということを国民に知らせること、


2) 付近住民に逃げるためのオートバイと、ヨウ素剤を配ること、


3) このような地震基準を認める我々(委員)が原発の周辺の住民と同じだけ被爆するべきだ


とまで言ったのです。


安全委員会には常にマスコミが隣にいて NHK朝日新聞はそのことをよく知っていますが報道しません。そして事故が起こると「原発は何をやっているのだ」というようなことを言うのです。


原発、緊急情報(1)-- 武田邦彦
http://takedanet.com/2011/03/post_b3c2.html


それにしても、どんな委員会だったのでしょうか。名簿が見つかったので見てみました。


原子炉安全専門審査会審査委員、核燃料安全専門審査会審査委員、緊急事態応急対策調査委員並びに専門委員の発令について -- 原子力安全委員会
http://www.nsc.go.jp/anzen/shidai/genan2007/genan022/siryo21-3.pdf


ほぇぇぇ、こんなにたくさんの人が参加しているんですね。いやはや。確かに武田さんの名前もありますね。


おやおや、気象の先生の名前もありますよ!なんでだろ。あ、放射性物質の拡散の影響を調べるのかな。それならありか。え、違う?原子炉の安全の審査?どういうことだろ?


この委員会、まったくよくわかりません。この人数の多さ、一同に介して議論するのだろうか?個別の審査会レベルならそれなりの議論にはなるのかな。それにしても、これに"常にマスコミが隣にいる"というのはすごいですね。いかに大事な委員会かがわかります。


武田さん、この大きな委員会の中でも目立つ論客だったわけですね。頼もしいです。どこかに議事録ないかな。