判決文読みました。

槌田さんの気象学会裁判の奴です。


控訴審判決文
http://env01.cool.ne.jp/global_warming/saiban/2010_08_25.pdf


控訴棄却だそうです。ちょっとした修正を除けば、原判決そのまま。


まあ、当たり前ではあるのですが。


槌田さんのコメントはこちらで読めます。

http://env01.cool.ne.jp/global_warming/saiban/2010_08_25.pdf


上告を検討されていらっしゃるそうです。


コメントを読んだ感想ですが、槌田さん、自分の意見がなぜ裁判所に受け入れられていないかを理解できていないようです。


なんというか、独りよがりなんですよね。訴えかける相手が見えていないというか。正しいことを述べるだけではダメで、相手に、この場合は裁判官に理解してもらう必要があるのです。


そもそものきっかけとなった論文にしてもそうです。天気の読者である研究者や、その代表である査読者、そして編集者に対して、自分が正しいと思うことを伝えられなかった。相手の意見を誤読とばっさり切り捨て、聞き入れなかった。


コミュニケーションの問題ですね。


勝ちに行くなら、このあたりをきちんとおさえた上で上告した方が良いでしょう。


いえ、自己満足を得るのが目的なら関係ないのですが。


あ、あと、nytola さん (=harusantafe さん) に協力してもらうと良いと思いますよ。まじで。