4/30 に日本学術会議の

主催で、「IPCC気候変動に関する政府間パネル)問題の検証と今後の科学の課題」というシンポジウムが開かれるそうです。こちらの記事で duket さんに教えていただきました。


一周年記念特別企画・地球温暖化懐疑論者列伝 (4) 伊藤公紀さん
http://onkimo.blog95.fc2.com/blog-entry-86.html#comment162


masudako さんも記事を書かれています。


IPCCに関する日本学術会議主催のシンポジウム -- macroscope
http://d.hatena.ne.jp/masudako/20100415/1271344226


いわゆる climategate 事件など、昨今の IPCC レポートに対する不信感に対する対応だと思います。


良いことだと思います。ですが…


懐疑論者の人たちは納得しないんじゃないかな。


シンポジウムには、懐疑側?から伊藤公紀さんと草野完也さんが出席されています。伊藤さんは活発な懐疑論者ながら IPCC 派の研究者と議論ができる知識を持っておられ、草野さんはエネルギー・資源学会での発言を見ると、IPCC 側と科学の言葉で渡り合うことができる方のようです *1


懐疑論者の中から選ぶとすれば、私もお二人が良いと思います。


でも、議論できる人間を呼んだことで、懐疑論者側は納得しないものになってしまいました。どうせお手盛りだと言われることでしょう。


まあ、でも、学術会議主催のシンポジウムは、懐疑論者全てを納得させるためのものではないので、これで良いのだと思います。


で、懐疑論者のみなさんに提案です。


是非、学術会議の向こうをはってシンポジウムを開いてください。


武田邦彦さん主催がいいと思います。赤祖父俊一さん、伊藤さん、槌田敦さん、丸山茂徳さんで奇声を気勢をあげるのです。渡辺正さんをはじめ、もっと他の懐疑論者を呼んでも良いかも知れません。


絶対おもしろいとおもうんだよな〜。マスコミもいっぱいやってくると思うし。


遠くから見てみたいです。

*1:草野さんについては、こちらの記事でちょっとだけ論評しました。 http://onkimo.blog95.fc2.com/blog-entry-55.html