SPEEDI に関する

法令って、何なのだろう。


ウェブをさまよっていたら、以前の、小佐古さんのコメントを引用しての SPEEDI についての批判を見つけた。再引用するとこれ。


内閣官房参与を辞任した小佐古氏の辞意表明全文 -- webDICE
http://www.webdice.jp/topics/detail/3037/


とりわけ原子力安全委員会は、原子力災害対策において、技術的な指導・助言の中核をなすべき組織ですが、法に基づく手順遂行、放射線防護の基本に基づく判断に随分欠けた所があるように見受けました。例えば、住民の放射線被ばく線量(既に被ばくしたもの、これから被曝すると予測されるもの)は、緊急時迅速放射能予測ネットワークシステム(SPEEDI)によりなされるべきものでありますが、それが法令等に定められている手順どおりに運用されていない。法令、指針等には放射能放出の線源項の決定が困難であることを前提にした定めがあるが、この手順はとられず、その計算結果は使用できる環境下にありながらきちんと活用されなかった。また、公衆の被ばくの状況もSPEEDIにより迅速に評価できるようになっているが、その結果も迅速に公表されていない。


法令、指針を探したい。


官僚が法令を守らないとは考えにくい。自分の身を守る必要があるため。だから、法令違反は相当なことだと考える。


抜け道を探すぐらいのことはしそうだけど、それでもあの結果が抜け道をさがしてまで隠蔽したいのか?


いずれにせよ、法令や指針の現物を見ればはっきりする。だれか議論していないかな?