日経も社説を書いて
いました。例の学術会議シンポに関してです。見落としておりました。
これまでに書いた学術会議シンポ関連の記事
4/30 に日本学術会議の
http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20100419/1271677905
日本学術会議が主催して
http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20100504/1272941007
最近、読売新聞が飛ばして
http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20100505/1273041480
今度は毎日新聞が例の
http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20100517/1274107377
さて、日経の記事ですが、こちら。
温暖化問題で科学の信認を取り戻せ <5/24 追記: もう読めないみたいです>
http://www.nikkei.com/news/editorial/article/g=96958A96889DE2E5E0E7E2E6E0E2E3E1E2E7E0E2E3E28297EAE2E2E2;n=96948D819A938D96E38D8D8D8D8D
政府や科学者は、温暖化の科学的事実について国民の疑問に答え、改めて説明していく必要がある。
とは書いてありますし、表題も科学者側に厳しめにも読めないことはないですが、まあ、これもアリバイ作りの批判のように思えます。
他紙と比べた日経の特色は、
粗雑な過ちや誇張の結果「二酸化炭素(CO2)などが温暖化の主因」という基本的な認識を否定する議論を招いていることは憂慮される。
とか
温暖化対策の国際枠組みをつくる交渉は昨年末のコペンハーゲンの会議から足踏みが続くが、電気自動車や次世代送電網などで主導権を狙う、世界の産業の動きはむしろ速度を増す。低炭素化に向かう大きな潮流をしっかり見据えるべきだ。
とか、おさえるべきところをおさえている点です。
誰が読者なのかを意識しているのですかね。日経の読者には、この辺を抑えてないと信用されないという判断があったのかと思ったわけです。
読売、産経、毎日とは違うなと思いました。まあ、この三紙も自分ところの読者を意識して書いた結果、あのような記事が生まれてきたのだとは思うのですが。
朝日は書いたのかな?完全スルーというのも見識ですから、私としては書くべきだと思っているわけではありません。
5/2 付け社説、「温暖化防止と日本―低炭素へ、列島の改造を」
がそうなのかもしれませんが。<追記> どうも違うみたいです。学術会議シンポとは関係なさそう追記>