アイスランドの噴火の影響って

どうなんですかね?気候への影響って意味でですが。


finalvent さんも気にされていました。


噴火の寒冷化効果なんだが -- finalvent の日記
http://d.hatena.ne.jp/finalvent/20100422/1271893251


とりあえず、日経新聞に載っていました。こちらです。
http://www.nikkei.com/news/headline/related-article/g=96958A9C93819695E3E5E2E0988DE3E5E2E6E0E2E3E29191E3E2E2E2;bm=96958A9C9381959FE3EAE2E2E08DE3EAE2E6E0E2E3E2E2E2E2E2E2E2
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東京大学の中島映至さんへインタビューしたようです。成層圏まで吹き上がったエアロゾルは一年くらいで落ちてくる、過去のアイスランドの噴火 (ラキ噴火) は北半球の温度を二度くらい下げ、天明の飢饉につながった (天明の飢饉は浅間山の噴火も関係していたようですが)、影響は長くて二年ほど、赤道で昇って極で降りる大気の運動のせいで、高緯度の噴火は低緯度の噴火 (ピナツボなど) にくらべて影響が小さい


なるほど、知らなかったことばっかりです。


実際どのような影響が出るのでしょうね。航空機のパニックが最大の影響だった、ということであれば良いのですが。


なお、温暖化とは関係ないです。これで温度上昇が将来にわたってストップすることはないはず。念のため。


<追記>
mushi さんにコメントをいただきました。ありがとうございました。VEI という指標があるんですね。wikipedia:火山爆発指数


日本語よりも英語 wikipedia の方が詳しいか。

Volcanic Explosivity Index
http://en.wikipedia.org/wiki/Volcanic_Explosivity_Index


すでに今回の噴火 Eyjafjallajökull も掲載されていて、mushi さんのおっしゃる通り、VEI=4 となっていました。


この大きさだと、あまり気候には影響をあたえないのでしょうね。


それにしても、Eyjafjallajökull、カタカナでどうやって書けばいいのでしょうか…