今年も海氷の面積が

最小になる時期が近づいてきましたが、一昨年、去年よりは多く残っているようですね。


北極圏研究: 海氷面積情報
http://www.ijis.iarc.uaf.edu/jp/seaice/extent.htm


過去最低だった 2007 年は、  4.2\times 10^{6}\mbox{km}^{2}くらいまで減っています。今年は  5.3\times 10^{6}\mbox{km}^{2} くらいで、2007 年に比べて 30 % 弱増加しています。でも、まだ回復の途上みたい。


2007 年の減少度合いは衝撃的だったのですが、あれはさすがに一時的な現象だったのですね。今後も長期のトレンドは減っていく方向だとは思いますが、とりあえずあのショッキングな減少から回復したのは良かったと思います。


もちろん、面積だけではなく、多年氷 (何度も夏を乗り越えた解けにくい氷) が減りつつある、という話も重要ですし (今年はどうなんでしょうか?)、そのほかにも自然がどんな驚きを用意しているかはわからないところではありますが。


この海氷面積の増加、懐疑論者さんにとってはうれしい話でしょうね。どんな記事が出てくるか、楽しみです。