コメントをいただいた

ので、まとめて綾波シンジさんにお返事を。


まず、早秋さんのことについてのこちらのコメント。


http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20091101#c1257590470


綾波さんのポリシーはわかりました。これに関してひとつだけ。


人間は自分が見下している相手からは学ぶことができないものです。早秋さんは、


・人工CO2温暖化説をもっとまともに説明できる人物はいないのか、江守君では力不足過ぎる、と思っている。


とおっしゃってますし、そして、コメント欄の議論では、綾波さんも「江守君と同類」認定されそうなわけですよね?(うらやましい!) ですから、綾波さんが何を言っても無駄か、と。


早秋さんは気候学者の考える温暖化論を学ぶチャンネルを自ら狭めていらっしゃるわけですが、でも、それは彼が自己責任でやっていることです。


そんな早秋さんには、IPCC の温暖化論よりも、丸山さんの懐疑論がぴったりだとおもいます。あ、でも、赤祖父さんの懐疑論の方が良いかも知れませんね。なにせ、こういうことを書かれていらっしゃいますから。


・長幼の序を重んじる(自分を律する意味でも)。が、あくまで精神年齢をベースとしてである。


もう一つ、こちらについて


http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20091105#c1257589840


構成図ができそうです(笑)


これ、書いてみてくださいよ。綾波さんの観点で描かれた温暖化懐疑論業界の見取り図が見てみたいです。もちろん、私もそのうち書いてみたいとおもっていますが、他の人の見立ても知りたい。


懐疑論への批判が、いろんな声で聞こえてくるといいなとおもっています。<追記>

早秋さんの説でちょっと思いついたこと。まあ、よくわからないので当て推量でしかないですが。


・気温上昇のうち、およそ0.4℃をCO2増加が原因としている丸山さんの説(この根拠がよく判らないが)
東工大の別の先生による理論計算に基づいています。
−CO2:濃度2倍で+1.5℃、濃度0倍で−1.5℃ → +1ppmで0.004℃
−水蒸気:濃度2倍で+8℃、濃度0倍で−27℃
以上から、CO2による温室効果はあるにはあるが僅かでしかない、としています。


これは丸山さんの、アンケート結果がタイトルになっているあのおもしろ本の第一章かな?章の最後に、水蒸気と CO2 の温室効果ををえらいテキトーに比較したグラフが載せてあったけど。


あの本、しびれる記述が満載で、こんな本でも出版されるんだ、と感動して記事にまでしてしまいました。H2O と CO2 の濃度二倍を比較するこのおもしろ論理展開、普通なら取り上げてしかるべきなんだけど、他の論点が衝撃的すぎて、論ずることができなかった (^^;)


それに対しCO2濃度は平均1.5ppm/年の増加としてせいぜい0.006℃ほどの影響度しかないわけでしょう。


これ、丸山さんの言ったことならとってもおもしろいのだけど…。CO2 濃度の年あたりの増加と温度の上昇を関係づけるのは、槌田さんの影響があるのかも、と思いました。いえ、別に槌田さんがそういっている、というのではなくて、他のところで早秋さんが近藤さん近藤邦明さんのページを引いていたので。


で、綾波さん、適当に切り上げましょうよ。温暖化懐疑論批判には、そして、人生にも、もっと大事なことがありますよ。もちろん、バトル自体が好きなら止めはしませんが。


11/10 近藤さんを近藤邦明さんに修正。綾波さんご指摘ありがとうございました。たしかに純正さんと紛らわしい。