鳩山首相の国連での演説が

外務省のページで読めるようです。


Statement by Prime Minister Yukio Hatoyama at the United Nations Summit on Climate Change (英語版)
http://www.mofa.go.jp/u_news/2/20090923_003732.html
http://www.mofa.go.jp/policy/un/assembly2009/pm0922.html


国連気候変動首脳会合における鳩山総理大臣演説 (日本語版)
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kinkyu/2/20090923_003136.html
http://www.mofa.go.jp/mofaj/press/enzetsu/21/ehat_0909.html


温暖化については従来報道されていたスタンスと変わらない模様。削減目標について、


 IPCCにおける議論を踏まえ、先進国は、率先して排出削減に努める必要があると考えています。わが国も長期の削減目標を定めることに積極的にコミットしていくべきであると考えています。また、中期目標についても、温暖化を止めるために科学が要請する水準に基づくものとして、1990年比で言えば2020年までに25%削減をめざします。

と、25 % という数字を出して、一方で、

しかしながら、もちろん、我が国のみが高い削減目標を掲げても、気候変動を止めることはできません。世界のすべての主要国による、公平かつ実効性のある国際枠組みの構築が不可欠です。すべての主要国の参加による意欲的な目標の合意が、我が国の国際社会への約束の「前提」となります。

と、「他の国がやらないとうちらもやんないよ」ってな前提条件をつけています。


報道によると、諸外国の評判は良いようです。私には国際政治の微妙な点はよくわからないので、それ以上どう評価して良いかわかりませんが。


日本国内の評判は?ウェブ上には賛否両論あるようです。見つけ次第追記していきましょう。


一つ気になることですが、京都議定書関連のことはどうなったのでしょうか?日本は議定書の削減目標を満たせない可能性がかなり高いのですが、この点はどう扱われていくのでしょうか?これも今後 ウォッチしてみたいと思います。