ウェブをさまよい歩いていたら、こんな

ページを見つけました。


モジュールライティングという発想 -- 渡辺保史の「コミュニケーションデザインの未来」
http://wiredvision.jp/blog/watanabe/200809/200809251420.html


北大 CoSTEP(科学技術コミュニケーター養成ユニット) での教育の紹介です。文章を構成する「部品」=「モジュール」を意識して書くことがモジュールライティングで、これによって受講生の文章が格段に読みやすくなったそうです。


いまのところ、わざわざ読みにくいブログを志向している「温暖化の気持ち」で取り入れる予定はありませんが、普段の文章書きには参考にしたいです。


で、思ったのですが、


今回模索したモジュールライティングという考え方は、まだ教育のメソッドやプログラムとしては未成熟であることは言うまでもない。しかし、米国ではハイパーテキスト環境に適した構造化ライティングとして「InfoMap法」などの手法もあり、英文自体がパラグラフライティングなどのように論理的で分かりやすい文章構造と表現を培ってきた歴史の蓄積がある。日本流のサイエンスライティングが、モジュールという発想をのもとでどれくらいの高みまで到達できるのか、我々自身にとっても大きな挑戦が続く。


英語における蓄積に対して、日本が挑戦する、という志はすばらしいと思います。英語からの直輸入ではない、日本語の文章に最適な手法が編み出せれば、すばらしいとおもいます。


できれば「サイエンスライティング」「モジュール」みたいなカタカナ語を使わないでもらえれば、英語がとっても苦手な私としてはうれしいのですが…。


でも、仕方ないのかな、カタカナ語の方がわかりやすかったりするのでしょうね。