武田邦彦さんのブログを

久しぶりに見に行ってみました。トップがこれ


『冷害はあるが,「温害」は?』
http://takedanet.com/2009/07/post_384d.html


「温暖化は危険だ」と叫んでいる人たちは,本当に日本の農業を心配しているのだろうか? 寒冷化は農業にとって強敵であり,「干魃」がそれほど大きな問題では無い日本では,温暖化は農業にとってのどから手の出るほど欲しいものの一つだ.


いや、まあ、確かにそうかもしれないんだけどさ。


コメ中心に考えればそうかもしれないけど、暖かくて被害を受ける作物はあるわけだし、だいたい「温害」はないかもしれないけど「高」はあるし (あれ、高温障害はコメの問題?)、日本が干ばつに強くても世界のどこかで大干ばつがおきれば問題が起きることは、オーストラリアの干ばつで価格が上昇した小麦などの話を思い出してもわかるし、ねぇ。


それに、本当に「干ばつ」は大きな問題ではないのか???温暖化によって冬の雪が減ったらどうなるのかな?大丈夫だという結果は出ているのか?


でも、武田さんはべつにそんなことはどうでもいいのであった。もちろん、理解していない、と言うのもあるけど (そしてそれはこの手のことを議論しようとしている大学の教員としてはおどろくべきことなのだけど)、本当にそんなことどうでもいいと思っていて、あまりにも無邪気ににどうでもいいと思っていて、心の底からそんなことどうでもいいと思っているから、批判しにくいんだよねぇ。